十字架
今日はひどい雨でした。
日本中で大雨警報が出ていたようで、
各地で被害もあるようです。
夕方からパトカーや消防車が頻繁に走って行きます。
今日は久しぶりに重松清さんの本を読んでいました。
「十字架」
題名を見ただけで、本の中身がわかる気がしました。
中学2年生でいじめに合い自殺した少年の、
残された家族と、遺書に「親友」と書かれた少年のお話。
そんな中、オウム心理教の死刑囚が今朝7人も死刑執行されましたね。
彼らはどんな十字架を背負って今日まで生きていたのだろうかと思いました。
死刑を執行されたことで、彼らはその十字架を背負わなくて良くなったのでしょうか。
彼らに殺された人の家族は、この日何を思ったのでしょうか。
ちょうど読んでいた本の題名が重なって、
とても心苦しい一日でした。